「今月はどんな出会いがあるんだろう?」
ポストを開けると、世界のどこかから旅してきたコーヒーが3種類。
どんな味なんだろう? どんな香りなんだろう?
毎月届くこの小さなワクワクが、すっかり習慣になりました。
この記事では、ポストコーヒーのサブスクで届いた【今月のコーヒー(2025年2月)】を、飲んだままの感想と一緒にご紹介します。

今月も当たりか?それとも意外性の伏兵が現れたか…!?
ちょっとしたコーヒー旅、よければ一緒にどうぞ。
コーヒータイプ|Light User


2025年2月は【Light User(基本は浅煎り, 違うテイストも飲みたい)】の焙煎度を選択。



焙煎度は12段階から選べます!
毎回思うのですが『今回はどんなチョイスでやってくるのか?』というワクワクがたまりません。まるで毎月サプライズプレゼントをされてる感覚になり嬉しい。
余談ですが、3月は【Dark LOVER(深入り多め、たまに中煎りも飲む)に変更しました!



マイページから簡単に変更できるのがありがたい!
2025年2月に届いたコーヒー【3種×75g】


- ルワンダ キリンビ CWS ナチュラル【浅煎り】|ポストコーヒー
- ルワンダ シーラ CWS ハニー【浅煎り】|ポストコーヒー
- デカフェ エチオピア ジマ ダーク【深煎り】|ポストコーヒー



同じ国のコーヒーがかぶると飲み比べ出来て楽しい!
焙煎具合を【Light User(基本は浅煎り, 違うテイストも飲みたい)】コースで選択しているのに、デカフェは【深煎り】という謎のチョイス。
私自身、浅煎り~深煎りまで、なんでも飲むタイプなので問題はありませんが、浅煎り好きだったらちょっと辛いですよね…。
浅煎りだけでも4段階に分かれています!
Mr. Third Wave | 浅煎り大好き、浅煎りしか飲まない |
Light NERD | 浅煎り好き、稀に中煎りを飲む |
Light LOVER | 浅煎り多め、たまに中煎りを飲む |
Light User | 基本は浅煎り, 違うテイストも飲みたい |



浅煎り好きなら【Mr. Third Wave】か【Light NERD】のどちらかを選択!
ルワンダ キリンビ CWS ナチュラル【浅煎り】|ポストコーヒー


ポストコーヒー公式データー


アフリカ大陸らしいパッと明るい果実味がありながら、クリーンでとても奥行きのある味わいです。
フレーバーイメージ | トロピカルフルーツ / レッドカラント(フサスグリ)/チョコレート |
地域 | ルワンダ西部州, ニャマシェク地区 |
標高 | 1,650m – 1,850m |
農園 | Small farmers near Kilimbi |
精製所 | CWS(シーラコーヒーウォッシングステーション) |
品種 | ブルボン |
精製方法 | ナチュラル |
私の感想
ルワンダ キリンビ CWS ナチュラルを飲んでみた感想を一言で言うと…



エチオピアっぽいけど、ちょっとおとなしいタイプのコーヒー
エチオピアのコーヒーって、まるでフルーツ爆弾みたいに個性が強くて、びっくりする人も多いんですが、このルワンダはそのちょっと手前。
ふわっと華やかさはあるけど、「オレが主役だ!」って主張しすぎない、静かなオシャレさんって感じ。



エチオピアが舞台の主役なら、ルワンダはセリフ少なめの脇役。でも、いい味出してる。
場所的にはエチオピア・ケニア・タンザニアの近所なんですが、その名産地たちほど味のキャラがはっきりしていない印象。



言い換えると、クセが少なくて、飲みやすいのが魅力。
「エチオピアはちょっと個性的すぎて苦手…」という人には、このルワンダがちょうどいい落としどころかもしれません。



「個性派すぎる先輩はちょっとしんどい…でも、この人(ルワンダ)なら話しかけやすい!」みたいな安心感。
コーヒー初心者さんにもおすすめできる、“ナチュラル製法のおだやかバージョン”です!
ルワンダ シーラ CWS ハニー【浅煎り】|ポストコーヒー


ポストコーヒー公式データー


シロップのようなツルッとした甘さと、和を感じる緑茶のようなニュアンス。
フレーバーイメージ | グレープフルーツ / プラム / シロップ |
地域 | ルワンダ西部州, ニヤビウ地区 |
標高 | 1,850m – 2,300m |
農園 | Small farmers near Shyira |
精製所 | CWS(シーラコーヒーウォッシングステーション) |
品種 | ブルボン |
精製方法 | ハニー |
私の感想
ルワンダ シーラ CWS ハニーを飲んでみた感想は…



ちょっと甘酸っぱい、元祖ちょい発酵スイーツ系コーヒーです!
まず口に含んだときに感じるのが、フルーツっぽい甘酸っぱさと、ほんのり感じる発酵感。



アナエロビックの発酵感が10とすると2ぐらい
精製方法が「ハニー製法」なので、果肉のぬめっと感を少し残したまま乾かしてるんですが、そのおかげで独特の風味があるんです。



例えるなら…ちょっと発酵が進んだパイナップルジュース? でも悪くない、クセになる味!
ルワンダの別の豆【キリンビ CWS ナチュラル】と飲み比べると、このシーラのほうがジューシーさと甘みのバランスが絶妙で、「浅煎りラブ♡」な人にはたまらない感じ。



今っぽい浅煎りって、なんだかサラダにかけたレモンドレッシングみたいに爽やかでおしゃれよね
初めての人は「ちょっと変わった味かも…?」と思うかもしれませんが、発酵感が苦手じゃなければ、新しい世界の扉が開く一杯になるかも!
デカフェ エチオピア ジマ ダーク|ポストコーヒー


ポストコーヒー公式データー


ベリーの風味とチョコレートのボディ感が特徴のデカフェコーヒー。
フレーバーイメージ | ダークチョコレート / レーズン / イチゴ |
地域 | エチオピア オロミア地方 ジンマゾーン リマ |
標高 | 1,100m – 1,900m |
農園 | Small farmers |
精製所 | – |
品種 | Heirloom |
精製方法 | ナチュラル |
デカフェ処理 | DESCAMEX社(Mountain Water) |
私の感想
デカフェ エチオピア ジマ ダークを飲んでみた感想は…



「あれ?エチオピアってこんなに渋カッコよかったっけ?」ってなる一杯です。
「エチオピア」と聞くと、フルーティで華やかな浅煎りを思い浮かべがちですが、これはあえての深煎りデカフェ。しかも意外とおいしいんです!



エチオピア=アイドルのはずが、こっちは渋めのベテラン俳優みたいな風格
とはいえ、よくあるエチオピア独特の“あの感じ”は控えめ。
しかも豆のサイズも大きめだったりして、「え、どのエチオピア?」とちょっとツッコミたくなる不思議さも…。
でも!「デカフェ=なんか物足りない」ってイメージを良い意味で裏切ってくれるのがこの子の魅力。



カフェイン抜けても、味は置いてかないのね。やるじゃない。
寝る前や、ちょっと胃が疲れ気味の日に、深煎りでしっかり満足感がほしいときにぴったりの一杯です。
今回の豆知識|精製方法の種類


コーヒーの味は「どこの国で育ったか」だけじゃなくて、どうやって豆を取り出したか(=精製方法)でも大きく味が変わります!



ざっくり代表的な4つをご紹介しますね。
精製方法 | 特徴 | 味のイメージ |
---|---|---|
ウォッシュド | 水で洗ってから乾かす | すっきり、スパイシー |
ナチュラル | 果肉ごと乾かす | フルーティ、甘みが強い |
ハニー | 果肉(皮)を少し残して乾かす | 甘みと酸味のバランス型、若干の発酵感 |
アナエロビック | 酸素を遮断して発酵させてから乾かす | 独特な香り、ワインっぽさがある |



浅煎りだと、スパイシーな味が感じられる【ウォッシュド】がタイプです♡