「今月は、いつもとちょっと違うんです」
これまで頼んでいたコーヒータイプは、Light User(基本は浅煎り, 違うテイストも飲みたい)というプラン。
でも今月は、気分を変えてDark LOVER(深入り多め、たまに中煎りも飲む)のプラン”にシフトしてみました。

どの煎り具合も好きなので、全焙煎度ためしてみます(笑)
この記事では、ポストコーヒーのサブスクで届いた【今月のコーヒー(2025年3月)】を、飲んだままの感想とともにお届けします。
ちょっと新鮮なコーヒー旅、よければご一緒にどうぞ。
コーヒータイプ|Dark LOVER


2025年3月は【Dark LOVER(深入り多め、たまに中煎りも飲む)】の焙煎度を選択。



全て【自称】深煎りの豆が来ました!
ただ、【深煎り】といってもそこまで深くなく【中深】という感じ。
浅煎りはお店によって煎り具合がそこまで変わりませんが、深煎りはお店によって煎り加減の基準が全く違う印象。
余談ですが、Dark LOVERでは深煎り度が思ったよりも中深だったので、4月はもっと濃い【Dark NERD(深煎り好き、たまに中煎りを飲む)に変更しました!



デカフェも飲むにチェックを入れています!
2025年3月に届いたコーヒー【3種×75g】


- ザ ヌワール ダークローストブレンド【深煎り】|ポストコーヒー
- 東ティモール フンダ【深煎り】|K COFFEE
- デカフェチルブレンド【深煎り】|ポストコーヒー
焙煎具合は【Dark LOVER(深入り多め、たまに中煎りも飲む)】を選択しているので全て深煎り。



今回は嬉しいことにロースター【K coffee】の豆が入ってる!
ベーシックコースでも、ロースターのコーヒー豆が入るのが嬉しい!
今回は深煎りを選んだけれども、僕にしてみたら中深程度の印象。ただ、深煎りだけでも焙煎度のバリエーションが多いので楽しみは膨らむ。
深煎りだけでも4段階に分かれています!
Dark User | 基本は深煎り、違うテイストも飲みたい |
Dark LOVER | 深煎り多め、たまに中煎りも飲む |
Dark NERD | 深煎り好き、稀に中煎りを飲む |
Mr.Italian Roast | 深煎り大好き、いつも深煎りを選びがち |



深煎り好きなら【Mr. Italian Roast】か【Dark NERD】のどちらかを選択!
ザ ヌワール ダークローストブレンド【深煎り】|ポストコーヒー


ポストコーヒー公式データー


カシューナッツを思わす優しい甘さと胡桃のような香ばしさ。ハイカカオチョコレートのほろ苦いコクのある余韻。
フレーバーイメージ | ダークチョコレート ・ カシューナッツ ・ シトラス(柑橘系) |
国 | ブラジル / コロンビア |
地域 | ミナスジェライス州マンチケーラ山脈 / ウイラ |
標高 | 950m / 1,650m – 2,200m |
農家 | カルロス・エンリケ・グラシアーノ・ペレイラ / Small Farmers |
農園 | サンタ クララ農園 / ロス・ヴォルカネス |
精製所 | – |
品種 | イエローブルボン / カスティージョ・コロンビア・カツーラ |
精製方法 | ナチュラル / ウォッシュド |
私の感想
ダークローストと聞くと、「苦くて重たいのかな?」と思いがちですが、この【ザ ヌワール ダークローストブレンド】はちょっと違います。
深煎りではあるけれど、よくある“焦げた味”ではなく、コクの中にほんのり甘みと旨みがある、バランスのいい味わい。



口に含んだ瞬間、「あ、ちゃんと美味しいやつだ」とわかるタイプです。
使われている豆はブラジルとコロンビアのブレンドで、いわば“コーヒー界の王道コンビ”。
だけど昔ながらの苦〜い感じではなくて、今っぽい洗練された味わいになっていて、「あれ、なんかオシャレなカフェの味する…?」とちょっと驚くかも。



昔ながらの深煎りが好きな方には、あんまりカモ
深煎りだけどえぐみがなく重すぎず、でもしっかり満足感はあって、初心者さんでも飲みやすい一杯です。
東ティモール フンダ【深煎り】|K COFFEE


ポストコーヒー公式データー


甘さとほろ苦さのバランスがグッドな深煎りです!
フレーバーイメージ | ダークチョコレート ・ ブラウンシュガー |
国 | 東ティモール |
地域 | Hatugao, Letefoho |
標高 | 1,300m |
農家 | フェリペ バボ |
農園 | フンダ |
精製所 | – |
品種 | ティピカ・ハイブリッド ティモール |
精製方法 | ウォッシュド |
焙煎機 | ギーセン |
私の感想
【K coffee 東ティモール フンダ】は、ちょっぴり焦げ感のある香ばしさが特徴の深煎り。
ほのかに感じられるエチオピアのさわやかな酸味がアクセントになっていて、後味も軽やか。



昔ながらの深煎りとは一線を画す“今っぽさ”が感じられます。
さらに面白いのは、時間がたっても味が崩れないどころか、香りや甘みがじわじわ出てきて、むしろまろやかに変化していくところ。



ちびちび飲んでも、ちゃんと最後まで楽しめる一杯。
ガツンと来るのに優しい、しっかりしてるのに爽やか。
そんなツンデレ感がクセになる、“深煎り界のギャップ萌え枠”です
デカフェチルブレンド【深煎り】|ポストコーヒー


ポストコーヒー公式データー


ブレンドならではの立体感のある味わいで、毎日飲んでも飽きないコーヒーです。
フレーバーイメージ | ダークチョコレート ・ ミルクキャラメル ・ ブラウンシュガー |
国 | コスタリカ / エチオピア |
地域 | タラス / オロミア地方 ジンマゾーン リマ |
標高 | 1,400m – 1,700m / 1,100m – 1,900m |
農家 | – / – |
農園 | Small Farmers / Small farmers |
精製所 | – |
品種 | カツーラ・カツアイ/ Heirloom |
精製方法 | -/ ナチュラル |
デカフェ処理 | German Water Process / Mountain Water |
私の感想
【デカフェ チルブレンド】は、「これ…ほんとにカフェインレス?」と疑いたくなるほどちゃんと美味しいデカフェ。
ふんわり華やかなエチオピアの風味が奥のほうから顔をのぞかせていて、「あ、なんか今っぽいな」って感じる一杯です。



ふいに出てくるエチオピアの香り、バラードで急に歌い出すあの人みたい
深煎り寄りだけど、どっしり真っ黒ではなくて中深煎りくらいのちょうどいいバランス。苦味はあるけどスッキリしてて、ガツンとこない優しさがあります。



ちゃんとコーヒーなのに、寝つきはスムーズ!
唯一の“デカフェ感”といえば、ちょっと粉っぽさというか、クリア感が少し足りないところ。
でもそれを差し引いても、普通のコーヒーと間違えるくらい、完成度の高い一杯です。



正体明かされるまで気づかない系。これ、デカフェの覆面レスラー
今回の豆知識|“冷めても美味しい”=正解?実はそうとも限りません
最近では「冷めても美味しいコーヒー」が注目されがちですが、実はそれが正解というわけではありません。
アツアツの状態で立ち上る香りや、口当たりのインパクトを楽しんでほしい——そんな想いを込めて焙煎しているお店や焙煎士さんもいます。
つまり、「冷めたら味が落ちた=ダメなコーヒー」ではなくて、それもコーヒーの個性や設計の一部なんです。



熱々でキメたい派もいれば、じわじわ魅せる派もいる。どっちが良いかじゃなくて、どっちが“今の気分”かって話。
ちなみにこれは完全に主観ですが(笑)、
一口飲んでパンチのあるコーヒーと、毎日飲んでも飽きないコーヒーも、お店や焙煎士さんの方向性によって分かれる気がします。
なんとなく、地元に根付いた“地場系”のコーヒーショップは「毎日飲めるデイリー仕様」が多く、
逆に都会の“おしゃれ系コーヒーショップ”は「一見さんに感動してもらうパンチ強め」が多い…ような?(ほんとに個人的な印象です)