「浅煎りって好きだけど、毎日はちょっとしんどい…」
そう思っている人にこそ試してほしいのが、今回の ホンジュラス ラ ペーニャ。
最初の香ばしさ、ふわっと広がるやさしい甘さ、尖っていないバランス感。
コーヒー好き子気軽に飲めるのに、ちゃんとおいしいーーそんな浅煎りです。
この記事では、
私が実際に飲んだ感想、みんなの口コミ、味の特徴、ロースターの話まで、
“毎日飲める浅煎りってどんな感じ?”をまるっとまとめていきます。
【ホンジュラス ラ ペーニャ】を私が飲んだ感想


【ホンジュラス ラ ペーニャ|浅煎り】を最初のひと口で感じたのは、ちょうどイイ香ばしさ。



浅煎りなのにピリピリしてない。第一印象から話しやすいタイプ。(笑)
ウォッシュドって、時々ピーキーで個性が尖りがちな味が出るけれど、これは真逆。



浅煎りでウォッシュドって尖るイメージやのに…こんな丸くなる?
しかも「毎朝これで良くない?」って思えるくらい、普段飲みにちょうどいい浅煎りのウォッシュドはなかなか珍しい。
時間が経つと酸味や苦味がぐっと主張してくるコーヒーって多いけど、ペーニャは不思議と逆。



時間が経つほど、まろやかになる。
後味もほどよい酸味がふんわり包み込んでくれて、“ちょっとまったりしたい時”に寄り添ってくれるような味わい。
【ホンジュラス ラ ペーニャ】の口コミまとめ


良い口コミ
ホンジュラスらしい“やわらかな甘さ”に惹かれる声が多く、青リンゴ・梨・オレンジなど、みずみずしいフルーティさを感じた人が多数。
とくに目立っていたのは、「香ばしさ × フルーティさ × 甘さ」の三拍子がそろっている点です。



甘み・香ばしさ・フルーティ…全部のせ(笑)
悪い口コミ



浅煎り好きにはハマるけど、深煎り派にはちょっと難易度高め。
【ホンジュラス ラ ペーニャ】をデータで見る


| フレーバー | フローラル・マンダリンオレンジ・クランベリー・ハニー・チョコレート |
| 国 | ホンジュラス |
| 地域 | サンタ バルバラ |
| 農園/農家 | La Peña/Denilson Madrid |
| 標高 | 1,850m |
| 品種 | Pacas |
| 精製方法 | ウォッシュド |
| 焙煎度 | 浅煎り |
| 焙煎者 | KARIOMONS COFFEE |
| 焙煎機 | プロバット |
産地(エリア)
ホンジュラスの中でも評価の高い産地・サンタ バルバラ地区。
標高は約1,800m前後としっかり高く、そのおかげで酸の質が明るく、果実味もキレイに出やすいエリア。
品種
Pacas(パカス)は、ホンジュラスを代表する品種のひとつ。
エルサルバドルで発見されたブルボンの自然突然変異で、“小ぶりで栽培しやすく、甘さが出やすい” のが特徴。
精製方法
精製はウォッシュド。
ただ、一般的な“シャープなウォッシュド”とは違って、香ばしさと甘さの丸みが特徴的。
焙煎度
【浅煎り】だけど、「酸が鋭い」ではなく「酸がやわらかく流れる」タイプ。
ロースターの焙煎コメント
サンタ・バルバラ地域でも評価の高いパカス種を使用した、まさに“王道ホンジュラス”の一杯。
プロセスはウォッシュドだけれど、標高の高さを活かした発酵がしっかり効いていて、赤い果実を思わせるフルーティな香りと甘さがふわっと立ち上がる。



ウォッシュドなのに“赤いフルーツ感”が出るの、さすがサンタ・バルバラ。
こんな人に向いてそう
- 浅煎りのフルーティさは好きだけど、酸が尖りすぎるのは苦手な人
- 普段飲みできる浅煎りを探している人
- 酸味が強い浅煎りが苦手で“入り口の浅煎り”を探している人



浅煎りデビューの人にも、浅煎りガチ勢にも“ちょうどよく刺さる”。
ロースター【KARIOMONS COFFEE(カリオモンズ コーヒー)】について
KARIOMONS COFFEEは、長崎にあるロースター。
派手さよりも「豆そのものの良さ」を大切にしていて、飲んだ時にふっと“素直においしいな”と思える味づくりをしているお店。



生産地の背景や、豆が持つ個性をそっと引き出すようなスタイルが印象的。
生産地の背景や、豆が持つ個性をそっと引き出すようなスタイルが印象的。
今回の【ホンジュラス ラ ペーニャ】も、まさにその雰囲気そのまま。
華やかすぎず、でもちゃんとフルーティ。



肩に力の入っていない“毎日飲める浅煎り”。
▶KARIOMONS COFFEE(カリオモンズ コーヒー)
【ホンジュラス ラ ペーニャ】まとめ
毎日のコーヒーって、その日の気分を少しだけ整えてくれる存在だと思う。
ホンジュラス ラ ペーニャは、その“ちょっと整えてくれる”感じがすごくちょうどいい。
浅煎りらしい軽やかさがあるのに、どこか優しくて、青リンゴみたいな明るさや、ほのかな香ばしさがふわっと寄り添ってくれる。
「今日はバタバタしそうだな」と思う朝でも、
「なんとなく気持ちが重いな」という日でも、
無理に気合いを入れなくてもいいよって、そっと背中を押してくれるような味。
毎日でも飽きないし、
毎日でもちゃんとおいしい。
気分に合わせて選ぶというより、
“気がついたら自然と手が伸びている”
そんな存在になってくれる浅煎りです。
