3月は【Dark LOVER】、4月からは【Dark NERD】へ──
気づけば、すっかり深煎りガチ勢の道を歩んでいました。
ポストコーヒーのすごいところは、深煎りとひと口に言っても、毎回ちゃんと“初めまして”が届くこと。
同じ「深煎」でも豆の色も味わいもまったく違うのが面白くて、今月もフタを開けるたびに小さくニヤけてしまいました(笑)
デカフェも、気づけば毎回製法をチェックしてるし、「え、これデカフェ?」って驚くような美味しさに毎回だまされてる。
そして今月は、ロースターのGluck Coffee Spotの豆がサプライズで入っていて歓喜。
自分で選んでないからこそ出会える、“攻めてるブレンド”や“ふつうじゃない焙煎”にこそ、
ポストコーヒーの本気を感じます。

自分で豆を選ばなかった時の方がいつもと違って驚きが多い!
この記事では、2025年5月に届いた3種のコーヒーについて、深煎りに浸かりきった私が、リアルな感想をこっそり(でも熱く)語ります。
コーヒータイプ|Dark NERD


焙煎度合いは4月に引き続き、【Dark NERD(深煎り好き、たまに中煎りを飲む)】を継続中。



今月もしっかり“ディープ寄り”のセレクトが届きました!
嬉しいのは、これだけ飲んでるのに、同じ豆が一度もかぶらないこと。本当に、毎月フタを開けるのが楽しみになります。
さて、ここ最近ちょっと思っているのが――
「深煎り」って、意外と定義があいまいじゃない?ということ。
浅煎りは、どこで飲んでもそれなりに浅煎り。
でも、深煎りは“深さ”にめちゃくちゃ幅がある。



ポストコーヒー内でも、“深煎”って書いてあっても、豆の色が全然違うことも
ここにきて、「深煎りって何なの?」という素朴な疑問が沸騰中です。
でも――どれもおいしいから、まあいっか(笑)
深煎りだけでも4段階に分かれています!
Dark User | 基本は深煎り、違うテイストも飲みたい |
Dark LOVER | 深煎り多め、たまに中煎りも飲む |
Dark NERD | 深煎り好き、稀に中煎りを飲む |
Mr.Italian Roast | 深煎り大好き、いつも深煎りを選びがち |



深煎り好きなら【Mr. Italian Roast】か【Dark NERD】のどちらかを選択!
2025年5月に届いたコーヒー【3種×75g】


- ブレックファーストブレンド【深煎り】|ポストコーヒー
- エチオピア イルガチェフェ【深煎り】|Gluck Coffee Spot
- デカフェ コスタリカ ハニー【深煎り】|ポストコーヒー
今月も焙煎度も引き続き、安定の【Dark NERD(深煎り好き、稀に中煎りを飲む)】を選択。
それに加えて、毎回忘れずチェックしている「デカフェを飲む」オプションも継続中です。
そんな5月のセレクト、届いた瞬間にテンションが上がったのが…



ロースターのGluck Coffee Spotの豆、入ってるー!
毎回、何が届くかわからないワクワク感こそ、ポストコーヒーの醍醐味。
でも今回は特に、“この組み合わせで来たか〜!”という興奮がありました。
正直、デカフェにこんなに詳しくなる予定なかったんですが、
気づけば町のロースターでも「どのプロセスですか?」って聞いてる自分がいます(笑)



こんなにデカフェにハマるとは思わなかった・・・。
色んなデカフェに出会うためにポストコーヒーを選ぶのもアリだと感じる今日この頃です。
やっぱりポストコーヒーの面白さって、「売れ筋狙いじゃないチャレンジが届く」ところだと改めて感じます。



都会のロースターだと、“一口で印象に残る系”が多い気がする
だって、実店舗だと爪痕を残さないとリピートに繋がらないから、無駄にパンチが強かったり、“冒頭からサビ”みたいなJ-POP的味づくりが多くなる。
でも、ポストコーヒーは違う。
こっち(客)が選ばない前提だからこそ、ブレンドも焙煎も自由度高め。
だからこそポストコーヒーから届くコーヒーは、いい意味で尖ったコーヒーたち。



B面の名曲ばっか集まる感じ、クセになる
というわけで5月も、深煎りど真ん中だけど重たくない。夜まで楽しめる“大人のセットリスト”って感じでした。


ブレックファーストブレンド【深煎り】|ポストコーヒー


ポストコーヒー公式データー


フレーバーイメージ | チョコレート・ローストナッツ・ブラウンシュガー |
国 | ブラジル/コロンビア/タンザニア |
地域 | カルモ・デ・ミナス/ウィラ/ムボッチ |
標高 | 1,000m – 1,200m / 1,650m – 2,200m / 1,702m |
農家 | Ernane Pereira Carneiro / Small Farmers / Small Holders |
農園 | Fazenda Santa Helena / Los Volcanes / Iyula AMCOS |
精製所 | – |
品種 | Catuai / Castillo, Colombia, Caturra / N39, KP423 |
精製方法 | Natural / Washed / Washed |
私の感想
「ブレックファーストブレンド」って聞くと“ガツンと目覚まし系”のコーヒーを想像しますよね?
でも、このブレックファーストブレンドはやさしく目覚ましてくれる系コーヒー。



むしろ、うだうだ布団の中で飲みたいコーヒー(笑)
深煎りではあるけれど、重すぎず、後味すっきり。
ほんのり果実の甘みまで感じられて、休日のゆっくりした朝にぴったりな1杯です。



仕事の朝に飲むんじゃなくて、休日の朝にまったりな感じ!
しかも、こういうパンチ控えめなブレンドって、街のコーヒー屋さんではあんまり出会えないんですよね。
ポストコーヒー、ある意味攻めてるな…と感じた1杯でした。さすがです。
エチオピア イルガチェフェ【深煎り】|Gluck Coffee Spot


ポストコーヒー公式データー


フレーバーイメージ | ダージリン・紅茶・カカオ |
国 | エチオピア |
地域 | イルガチェフェ |
標高 | 2,250m |
農家 | – |
農園 | Small Farmers |
精製所 | – |
品種 | Heirloom |
精製方法 | fully washed |
私の感想
エチオピアって、もっとこう…「酸味バチン!香りドカン!」系が主流だったりします。
でも、このGullck Coffee Spotのエチオピアは、真逆。



まさかの、“森越しに海が見える朝のハワイのホテル”系
そう、パンチよりも癒し寄り。
最初の香りからもう優雅。飲んでもやさしい。



けれど、ちゃんと「エチオピアだよ」って自己紹介はしてくれる。
しかも、時間がたってもイヤな酸味が出ないどころか、むしろ香りがふくらんでくるあたり、最高に洒落てる。
あと、焙煎機がプロバット使ってるのにクセを出してこないこの絶妙さ。



プロバット使いは“俺が焼いたぞ!”って焙煎になりがちなのに…(笑)
紅茶好き、酸味が苦手な人、そして“エチオピアちょっと敬遠してた”人にも刺さる。
丁寧に焼いた一杯だからこそ、静かに心にしみる。
デカフェ コスタリカ ハニー【深煎り】|ポストコーヒー


ポストコーヒー公式データー


フレーバーイメージ | シトラス・ハニー・甘い後味 |
国 | コスタリカ |
地域 | タラス |
標高 | 1,400m – 1,700m |
農家 | Small Farmers |
農園 | – |
精製所 | – |
品種 | Caturra, Catuai |
精製方法 | – |
デカフェ処理 | German Water Process |
私の感想
デカフェ コスタリカ ハニーはもう、“デカフェ”という言葉にだまされたと思って飲んでほしい。
最初のひと口で、目が点になりました。



え、これ…デカフェってウソでしょ?自分の舌バグった?
“デカフェ感”というものが一切ない。
いやむしろ、普通のコーヒーと比べても、明らかに「ちゃんとおいしい」。



カフェイン入ってるヤツより、おいしくない?って一瞬考えちゃった
香りよし、甘みよし、ボディもちゃんとあって、コスタリカらしい華やかさもしっかり顔を出してくる。
しかも、今回使われているのが【ジャーマンウォータープロセス】というデカフェ加工法。
デカフェでこのおいしさなら『普通のコスタリカを飲んだらどれだけうまいんだ?』と逆にワクワクするレベル。



夜に飲む用としてじゃなく、「うまいコーヒー」として選びたくなるデカフェ
【超個人的】デカフェプロセスランキング
- ジャーマンウォーター
- マウンテンウォーター
- スイスウォーター
※超臨界二酸化炭素抽出法にはまだ出会っていません・・・。
あとがき
深煎りの魅力にじわじわ染まりつつある今、
今月の3杯も「ただの苦いコーヒー」で終わらない深さがありました。
自分じゃ選ばない、でも確実においしい。
それがポストコーヒーの面白さ。
……とはいえ、暑くなってくると、気分はアイスコーヒーより“トニックコーヒー派”。
となると、そろそろ浅煎りにシフトしたくなる頃かも?
ただ、5月は思ったより暑くないし……うーん、もうちょい深煎りで粘ってみる?(笑)
気温と好奇心と相談しながら、焙煎度の旅はまだまだ続きそうです。
トニックはカルディーでも売ってますよ
スーパーなので手に入りやすいトニック
・ウイルキンソン(瓶・ペット):瓶がカッコイイ
・シュウェップス(瓶):すっぱめ
・カナダドライ (ペット):弱め



トニック100mlに濃いめのコーヒーをぶっこむスタイルです!
炭酸(ソーダ)とトニックは違うので気を付けてね!(私、大失敗しました💦)