6月に入っても、相変わらず【深煎り沼】から抜け出せていません。
今月も、「あ、これは初対面だな」と思わせる深煎りがちゃんと届いて、開封の儀は小さなワクワクに満ちてました。
そして今月は、Gluck Coffee Spotに続くサプライズとして、個性派ロースター【COFFEE SUPREME】の豆がイン!

ベーシックプランでもたまにロースターの豆が入ってくるのが嬉しい!
この記事では、2025年6月に届いた3種のコーヒーについて、ジメジメした季節に心を晴らしてくれた一杯一杯を、こっそり(でも濃く)語ります。
コーヒータイプ|Dark NERD
【Dark NERD】にしてるのに、届く豆は毎回バラバラでワクワク止まらない。



ポストコーヒーの“豆の引き出しの深さ”には、毎回びっくり。
“まだ知らないコーヒー”と出会いたい私にとって、その出会いこそが最高のご褒美。
深煎りだけでも、こんなに多彩なバリエーションを持つ店、他に知らない。
だから、ポストコーヒー、やめられないんです!
深煎りだけでも4段階に分かれています!
Dark User | 基本は深煎り、違うテイストも飲みたい |
Dark LOVER | 深煎り多め、たまに中煎りも飲む |
Dark NERD | 深煎り好き、稀に中煎りを飲む |
Mr.Italian Roast | 深煎り大好き、いつも深煎りを選びがち |



深煎り好きなら【Mr. Italian Roast】か【Dark NERD】のどちらかを選択!
2025年6月に届いたコーヒー【3種×75g】
- ペルー インカウアス ダーク【深煎り】|ポストコーヒー
- トウキョウ ブレンド【深煎り】|COFFEE SUPREME
- デカフェ アイスコーヒーブレンド【深煎り】|ポストコーヒー
今月も、箱を開けた瞬間からテンション急上昇!
まずは王道ど真ん中の「ペルー インカウアス ダーク」。
“これぞ深煎り!”と叫びたくなるような、黒糖系のどっしり感。
そこに、ネーミングからしてスタイリッシュな「トウキョウ ブレンド」。
見た目も味もスマートで、ちょっと気取った朝にぴったり。
そして最後は、驚きのデカフェ「アイスコーヒーブレンド」。
ひと口目で“え、これ本当にカフェインレス?”と疑うほどの完成度。
深煎りの奥深さとバリエーション、今月もちゃんと魅せてくれました。
さあ、今月はどの豆から飲みましょうか?


ペルー インカウアス ダーク【深煎り】|ポストコーヒー




ポストコーヒー公式データー
フレーバーイメージ | チョコレート・ローストナッツ・ブラウンシュガー |
国 | ブラジル/コロンビア/タンザニア |
地域 | カルモ・デ・ミナス/ウィラ/ムボッチ |
標高 | 1,000m – 1,200m / 1,650m – 2,200m / 1,702m |
農家 | Ernane Pereira Carneiro / Small Farmers / Small Holders |
農園 | Fazenda Santa Helena / Los Volcanes / Iyula AMCOS |
精製所 | – |
品種 | Catuai / Castillo, Colombia, Caturra / N39, KP423 |
精製方法 | Natural / Washed / Washed |
私の感想
封を開けた瞬間、ふわっと広がるナッツの香ばしさ。



あ、この香り…すでに美味しいコーヒーってわかるヤツ♪
開封した瞬間に焦げた香りがする深煎りが多い中、焼き加減が絶妙で、香ばしさはあるのに重たくない。香りの立ち方も、なんだか上品。
そしてひと口。
ふわっと広がる甘みと、じんわり感じるジューシーさにちょっと驚く。



え、深煎りなのにこんなに華やか?
ていうか、なんでこんなに“オシャレな味”がするの…
と思ったら、【ペルー インカウアス ダーク】には豆の中にキングオブ豆である【ゲイシャ種】がブレンドされてました。
ゲイシャってよく見るのが浅煎りばっかりなので、深煎りのゲイシャは初めて。
深煎りでもゲイシャの存在感がうもれず、口の中に広がる華やかさで顔が自然と緩む。
ただし、時間がたつとほんのり酸味が出てくるので、仕事のお供というより“休憩のおやつタイム”に飲みたい。
そんなコーヒーご褒美コーヒーでした。
こんなシーンにおススメ
★彼女が家に遊びに来たときに、うんちく語りたい時
→「これね、実はゲイシャ入ってるんだよ(ドヤァ)」って言いたいだけの午後。
★クッキーが主役になりかけた休憩タイム
→でも大丈夫。このコーヒー、スイーツの引き立て役じゃなくて、ダブル主演タイプ。
★部屋にいい香りが欲しいけど、アロマディフューザーには飽きた時
→封を開けた瞬間にナッツ香が全力で走ってくる。空間演出としても優秀。
トウキョウ ブレンド【深煎り】|コーヒースプリーム




公式データー
フレーバーイメージ | ダージリン・紅茶・カカオ |
国 | エチオピア |
地域 | イルガチェフェ |
標高 | 2,250m |
農家 | – |
農園 | Small Farmers |
精製所 | – |
品種 | Heirloom |
精製方法 | fully washed |
私の感想
「深煎り=ガテン(ガツン)系」のロースターだと思っていたシュプリームで、まさかの裏切り。



えっ、もっと強く来るかと思ったのに…やさしい…むしろ好き…
どこかスカしていてクールでスマートな味わい。
無駄にパンチを効かせたり、変に尖ったりせず、ちゃんと整ってて都会的な感じが逆に攻めてる(笑)
酸味もほんのり効いていて、深煎りなのにスイスイ飲める。
クセはないけど、印象はちゃんと残る。そんな“オシャレな人”みたいな味。



白Tをオシャレに着こなしている人がさりげなく飲んでるイメージ
そして特筆すべきは、このブレンド、深煎りと酸味のバランスが日本のロースターではあまり見かけないタイプ。
深煎りだけどモダンで、バランス感もよく、東京の空気感まで一緒に飲んでるような気分。



東京住んでたら、間違いなくローテーション入りさせてた。
こんなシーンにおススメ
★おじさんも若者もいる仕事の差し入れ用に
→深煎り派のおじさんも、浅煎り派の若者も満足できる不思議な深煎り
★オシャレな友人とのオンライン雑談に、なんかそれっぽいコーヒーを添えたい時
→名前に“トウキョウ”が入ってるだけで、なぜかスタイリッシュ補正される不思議。
★「あ、今日のコーヒーちょっと都会っぽいね」って言われたい午後
→淹れたコーヒーを褒められるとジブンが褒められた以上に嬉しくなるから不思議。
デカフェ アイスコーヒーブレンド【深煎り】|ポストコーヒー




ポストコーヒー公式データー
フレーバーイメージ | シトラス・ハニー・甘い後味 |
国 | コスタリカ |
地域 | タラス |
標高 | 1,400m – 1,700m |
農家 | Small Farmers |
農園 | – |
精製所 | – |
品種 | Caturra, Catuai |
精製方法 | – |
デカフェ処理 | German Water Process |
私の感想
まず前提として…これは完全にアイス用。



ホットで淹れてもいいって書いてあるけど…本当に?って思っちゃうやつ。
ひと口飲めば、すぐに伝わる“あの感じ”。
喫茶店で出てくる濃くてガツン系のアイスコーヒーじゃなくて、おしゃれなロースターで出される、透き通るような今っぽい味。



「なんかいい音楽流れてそうなカフェ」の味!
しかもこれ、デカフェなんです。でも、飲んでみて「え、ほんとにカフェインレス?」ってなるぐらい自然で、洗練された印象。
しっかり冷やしてこそ真価を発揮する不思議なブレンド。



ホットで飲むと、なんだかバランスが崩れる感じがあって…
ちょっぴり謎なのは、パッケージ裏の“美味しい飲み方”がホット推しなところ。
ポストコーヒーさん!アイスコーヒーの淹れ方を知らない人もいると思うけど
こんなシーンにおススメ
★夏のビーチでコーヒーを飲みたい時
→パックから出てきたようなコーヒーではなく、今っぽいコーヒーの味でテンションが上がる。
★デカフェって“味が薄い”と思い込んでる人に驚かせたい時
→「これ実はデカフェなんだよ」って言った瞬間、みんなの顔が「えっ」になります。
★「酔いをさましたいわ…」って、どっちからともなく言った夜
→汗ばんだ体にスッとしみ込む、えぐみのない透明感。
カフェインレスなのに、夜をもう少し引き延ばしたくなるような、エキゾチックな余韻がある。
あとがき
さて、今月も深煎り沼にどっぷり浸かった3種のコーヒー、
どれも個性が光ってて、甲乙なんてつけられませんでした。
毎月、「これ以上の出会いはないかも」と思うのに、
ちゃんと次の“初めまして”が届くのが、ポストコーヒーのすごいところ。
来月はどんな風味に出会えるんだろう。
またひとつ、“知らなかった好き”を見つけられますように。
それではまた、来月の開封式で!