今月のポストコーヒーも箱を開けた瞬間、思わずニヤリ。
並んでいたのは、どれも深煎り好きにはたまらない渋いラインナップ。

しかもロースターの豆が入っているとテンションが2倍上がります”!
焦げ感やスパイスが立ちのぼるクラシック、口に広がる甘みの瞬発力、そして夜でも飲めるデカフェの骨太感。
「軽やかさ?そんなの知らん!」と言わんばかりの三重奏です。
半年以上、深煎りばかり飲んできたけれど――やっぱりこの世界、まだまだ飽きさせない。
コーヒータイプ|Dark NERD
ベーシックコース(75g×3種類)で【Dark NERD】を契約して、気づけば半年以上。
デカフェも飲みつつ、毎月いろんな深煎りが届くたびに「おお、今回はこうきたか!」とテンションが上がってました。
でもね――そろそろ気づいちゃったんです。



ポストコーヒーの深煎り加減、だいたい読めてきたな
もちろん美味しい。むしろ間違いない。
けど毎月“深煎りの旅”を続けていると、観光名所はひととおり巡った感があるんですよ(笑)。
ということで、次の一歩。



9月からは浅煎り好きコース【Mr. Third WAVE】にスイッチ。
コーヒー屋に行って「浅煎りでも深煎りでもいいんで、活きのいいのください!」と注文して困惑される私ですが(笑)、やっぱりコーヒーは幅広く飲んでこそ楽しい。
さて次はどんな“浅煎りの景色”を見せてくれるのか。
Dark NERDを経た今だからこそ、楽しみが倍増してます。



一番楽しみにしているのはデカフェ
深煎りの濃さでデカフェ感を消し去っていたけど、浅煎りだとデカフェ感をどう消すのか?が楽しみです♪
深煎りだけでも4段階に分かれています!
Dark User | 基本は深煎り、違うテイストも飲みたい |
Dark LOVER | 深煎り多め、たまに中煎りも飲む |
Dark NERD | 深煎り好き、稀に中煎りを飲む |
Mr.Italian Roast | 深煎り大好き、いつも深煎りを選びがち |



深煎り好きなら【Mr. Italian Roast】か【Dark NERD】のどちらかを選択!
2025年8月に届いたコーヒー【3種×75g】


- タンザニア イユラ ダーク【深煎り】|ポストコーヒー
- ブラジル ファゼンダ ウム【深煎り】|クラフツマン
- デカフェ チルブレンド ver.10【深煎り】|ポストコーヒー
箱を開けた瞬間に思わず笑った――「渋いラインナップきたな」。
7月は“花火”みたいに派手だったけど、8月は“純喫茶の奥座敷”に招かれた気分。
まずは「タンザニア イユラ ダーク」。
袋を開けた途端に焦げとスパイスの香り。ひと口飲めば純喫茶のナポリタンが頭に浮かぶ、クラシックな深煎りの王道。
次に「ブラジル フンセンダ ウム」。



ご褒美感のあるロースターのお豆です!
口に含んだ瞬間に広がる甘さ。「古き良き深煎り」なのに、まるで現代J-POPみたいにド頭からサビ。瞬発力のある一杯。
最後に「デカフェ チルブレンド ver.10」。
“夜でも飲める安心感”と“深煎りの骨太感”を同時に楽しめる、ある意味クセになる存在。濃いめに淹れて夜のラブコメのお供に。
8月は、まるで「深煎り三重奏」。
軽さよりも“安心感と重み”を愛する人にはたまらない布陣です。


タンザニア イユラ ダーク【深煎り】|ポストコーヒー




ポストコーヒー公式データー
フレーバーイメージ | ダークチョコレート・シトラス・バニラ |
国 | タンザニア |
地域 | ソングウェ地域-ムボッチ-イユラ |
標高 | 1,702m |
農家 | Small Holders |
農園 | – |
精製所 | Iyula AMCOS(イユラ農業協同組合) |
品種 | N39, KT423 |
精製方法 | ウォッシュド |
タンザニア イユラ ダーク【深煎り】を飲んだ感想
袋を開けた瞬間、ふわっと広がるのは“焦げ”と“スパイス”の香り。
まるで老舗の喫茶店に一歩足を踏み入れたときの、あの懐かしい空気感。飲んでみると深煎りならではのほろ苦さがしっかりと広がります。



ナポリタンが似合う純喫茶の感じね
ただ、ウォッシュド特有のスパイシーな余韻がひそかに潜んでいて、クラシックさの中に“今っぽさ”も見え隠れ。



後味はすっきりとしていて、口の中にイヤな苦味が居座ることもありません。
とはいえ、従来からある深煎りのゾーンを大きく飛び越えてくるわけではありません。
昔ながらのコーヒー好きにはたまらないし、初心者にとっては“王道の深煎り”を安心して体験できる一杯。



例えるなら…スマホじゃなくて、シンプルだけど長持ちするガラケー。必要なことはぜんぶ叶えてくれる!
ブラジル ファゼンダ ウム【深煎り】|クラフツマン




ポストコーヒー公式データー
フレーバーイメージ | ローストアーモンド・キャラメル・スムース |
国 | ブラジル |
地域 | Sul de Minas(スル デ ミナス) |
標高 | 1,000m – 1,200m |
農家 | Stefano Um |
農園 | Fazenda Um |
精製所 | – |
品種 | Mundo Novo(ムンド ノーボ) |
精製方法 | Natural |
ムンドノーボ種
ブラジルで1943年に発見されたティピカ種とブルボン種の自然交配によって誕生したアラビカ種コーヒー豆の品種
ブラジル ファゼンダ ウム【深煎り】を飲んだ感想
袋を開けた瞬間、クラシックな深煎りらしい“焦げ感”がふわっと広がり、思わず「これは昔ながらの喫茶店スタイル?」と身構えます。
ところが、一口飲むと予想外に甘さがぶわっと押し寄せてきて、ブラジル豆の底力を実感。



あれ?見た目は渋いのに、中身は今っぽいのね♪
そして面白いのは時間の経過。5分もすると甘みはスッと抜け、深煎りらしいコクも静かにフェードアウト。



まるで今どきのJ-POP!ド頭からサビに突入して、あとは余韻に浸る感じ!
深煎りなのに飲みやすく、しかも“瞬発力のある一杯”。
ダラダラ飲みではなく、一気に飲みほす系のコーヒーです。
デカフェ チルブレンド ver.10【深煎り】|ポストコーヒー




ポストコーヒー公式データー
フレーバーイメージ | オレンジ・バター・甘い後味 |
国 | コスタリカ/インドネシア |
地域 | タラス/アチェ(マンデリン) |
標高 | 1,400m – 1,700m / 1,300m |
農家 | Small Farmers / Small Farmers |
農園 | – / – |
精製所 | – |
品種 | Caturra, Catuai / Bourbon, Typica |
精製方法 | – |
デカフェ処理 | German Water Process / Mountain Water |
デカフェ チルブレンド ver.10【深煎り】を飲んだ感想
袋を開けた瞬間、デカフェ特有の“物足りなさ”ではなく、ちゃんとコーヒーらしい香りがふわっと広がります。
ところが、お湯を注いで淹れた瞬間に漂うのは“ああ、やっぱりデカフェだな”という独特の香り。
飲んでみても、どうしても“普通のコーヒー”に比べるとパンチが弱く、味を語るほどの深みまでは届きません。



ライブのポスターは派手なのに、当日行ったら弾き語りVer.だった…みたいな感じ
しかも、レシピ通り(15g / 230ml)だとかなり薄め。
豆を20gに増やしてようやく“飲めるかな”というライン。濃いめに淹れてはじめて「まあ許容範囲かな」と感じられる一杯です。



ここまで残念に感じたの、正直はじめて💦
でもまぁ、焙煎の波もあるし、タイミングの運もあるし・・・。
ちなみに今回の焙煎日は8月8日、届いたのは22日。2週間寝かされてからの登場って…アイドルの初舞台に「遅れてきた新人」みたいな登場感。



あと1週間早ければ、もっとキラキラしてたかもしれない。
ただ、1時間ぐらいたってからのむと、コーヒーの味がしっかりと出ているから不思議。映画を見ながらまったりと飲みたい時におススメか・・・。
あとがき|深煎りを抜けて、浅煎りの海へ。
半年以上、深煎りの旅を続けてきて思ったのは――「深煎りって、どこまで潜っても終わりがない」。
だけど来月ついに、その海を抜け出して浅煎りの世界へ泳ぎ出すことにしました。
正直、ちょっとドキドキしてます。
浅煎りって酸味がどうとか、フルーティーがどうとか、言葉で聞くとやたら小難しい。
でもきっとポストコーヒーなら「飲んでみたら案外おいしいじゃん!」って体験に変えてくれる気がします。
たぶんまた「深煎りが恋しい…」って戻ってくる未来も見えているけど(笑)、
それでも今は新しい一歩を踏み出した自分をちょっと褒めたい。
コーヒーって、ほんとに裏切らない。
そして来月の箱を開けるのが、やっぱり楽しみです。